2021-03-24 第204回国会 参議院 予算委員会 第15号
○参考人(黒田東彦君) 今回導入いたしました貸出促進付利制度、これは、委員御指摘のとおり、日本銀行が、金融機関の貸出しを促進する観点から、バックファイナンスを行っている各種の資金供給について、その残高に応じて一定の金利を付利するという制度でありまして、追加緩和によって、将来仮に政策金利、短期政策金利、マイナス〇・一%でそれを更に下げるというようなことがあった場合には、この制度によってその付利の金利を
○参考人(黒田東彦君) 今回導入いたしました貸出促進付利制度、これは、委員御指摘のとおり、日本銀行が、金融機関の貸出しを促進する観点から、バックファイナンスを行っている各種の資金供給について、その残高に応じて一定の金利を付利するという制度でありまして、追加緩和によって、将来仮に政策金利、短期政策金利、マイナス〇・一%でそれを更に下げるというようなことがあった場合には、この制度によってその付利の金利を
ただ、それは、かたくなに、今の短期政策金利マイナス〇・一%、十年物国債の誘導目標ゼロ%程度というものを一切変更しないということではなくて、むしろ、必要あらば、さらなる緩和も検討する必要があろうというふうに思っております。
ただ、その中で、日本銀行は国債について、短期、中期、長期、超長期とバランスの取れた形で大量に買入れをしておりまして、そういうことと、先ほど申し上げたような短期政策金利マイナス〇・一%ということを通じてイールドカーブコントロールが実現しているわけであります。